造園工事

1級造園技能士の安藤です。
私は竹垣を作るのが大好きです。写真は建仁寺垣です。

建仁寺垣...
作りたての竹垣は、何と言っても、竹の色がいいですね。
これから時間の経過に伴い、竹の色が変わっていく。
変化し続ける姿。
.....それがいい。

昔、１級技能士検定を受験する前に何度も、作っては、壊し、何度も何度も作った低い建仁寺垣も良いが、このくらいの高さの建仁寺垣も作りがいがある、というものです。

棕櫚縄は少し長めに整えてみる、それも良いと思う。
自分の建仁寺垣であれば良い。

納得がいく竹垣をつくる、結び方も自分の好きな形で良いと思う。

竹垣が作り終わり、石組、飛石、植栽など、さらにワクワクする時間が続きます。

作った庭は、常に変化し続ける宇宙です。その小さな宇宙に手を入れ、良い状態を維持しながら、庭に対して新たな意味を与え、庭を変化させていくこと。
庭、という小宇宙は、変化を楽しむことができる。

それが、庭です。
（1級造園技能士/職人社長の安藤）

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